モータと負荷の速度・速度ムラ計測
モータを用いた装置を設計する際には負荷による速度変動をより正確にとらえることが重要です。
F/Vコンバータを使用して駆動モータの速度変化が計測できます。(下図A)
F/Vコンバータ2台を使用した場合は駆動モータの回転速度と負荷側の回転速度の追従性を検証することができます。(下図A及びB)
KAZ-723KAZ-723Aには偏差出力機能がありますので、定速回転中の速度ムラを拡大して計測することもできます。(下図C)
KAZ-723は5μs以内に演算+アナログ出力応答しますので、詳細な速度変動を確認することが可能です。
■KAZ-723:Aは、モータ<駆動側>回転速度を計測します。
■KAZ-723:Bは、負荷側の回転速度を計測しています。
■KAZ-723:Cは、負荷側の回転速度ムラを計測しています。
このような事がわかります。
駆動側/負荷側の起動や停止の様子がわかります。
負荷によって速度が変化する状態を確認できます。
駆動側に対して負荷側の遅延時間がわかります。
定速回転中の速度のムラがわかります。
一連の動作に要する時間がわかります。