アプリケーション事例

モータと負荷と速度・速度ムラ計測

■ モータを用いた装置を設計する際には負荷による速度変動をより正確にとらえることが重要です。
■ F/Vコンバータを使用して駆動モータの速度変化が計測できます。(下図A)
■ F/Vコンバータ2台を使用した場合は駆動モータの回転速度と負荷側の回転速度の追従性を検証することができます。(下図A及びB)
■ KAZ-723、KAZ-723Aには偏差出力機能がありますので、定速回転中の速度ムラを拡大して計測することもできます。(下図C)
■ KAZ-723は5μs以内に演算+アナログ出力応答しますので、詳細な速度変動を確認することが可能です。

計測でわかること
■ 駆動側 / 負荷側の起動や停止の様子
■ 負荷による速度変化の状態
■ 駆動側に対する負荷側の遅延時間
■ 定速回転中の速度ムラ
■ 一連の動作に要する時間

選定ポイント
1.速度計測
 ■ 1パルス応答の高速F/Vコンバータ

2.速度ムラ計測
 ■ ⊿F(偏差)モード/⊿Fオート(偏差自動追従)モード機能付きF/Vコンバータ

3.センシング
 ■ 高分解能ロータリーエンコーダ

製品紹介
関連ページリンク 製品 ポイント 概要
製品ページ KAZ-723

解析用F/Vコンバータ。⊿F機能搭載の1パルス応答F/Vコンバータ。
入力周波数 0.03Hz~120kHz 1パルス応答。FFT解析前処理、回転解析用途に。
製品ページ KAZ-723A

解析用F/Vコンバータ。⊿F機能搭載の1パルス応答F/Vコンバータ。KAZ-723の姉妹機。
入力周波数 0.04Hz~200kHz 1パルス応答。FFT解析前処理、回転解析用途に。
製品ページ
KAZ-Mighty

解析用F/Vコンバータ。2相信号(A/B相)入力可能。
入力周波数 0.23Hz~250kHz 1パルス応答。
⊿F機能、⊿F AUTO(偏差自動追従)搭載。定常速度の速度ムラを計測する際、中心値を自動設定が可能。
製品ページ
KAZ-Mighty2

解析用2chF/Vコンバータ。2相信号(A/B相)、2ch入力可能。
入力周波数 0.23Hz~250kHz 1パルス応答。
⊿F機能、⊿F AUTO(偏差自動追従)機能を搭載。定常速度の速度ムラを計測する際、中心値を自動設定が可能。
製品ページ ロータリーエンコーダ

マイクロテック・ラボラトリー㈱製のロータリーエンコーダ。
超小型、中空、堅牢型、薄型など多様なバリエーション。
φ5mm~100mmの幅広い形状から、高精度検出可能な光学式、ローコストな磁気式をラインナップ。
インクリメンタルエンコーダはココリサーチ製品と好相性。

 お問い合わせフォームへ


技術相談のお問い合わせ先
製品の操作説明・使いかた・測定に関するご相談など

TEL: 03-3382-1410