■ |
KAZ-403 4入力回転速度比較計は、同一タイミングで4チャンネルの独立した周波数信号に対し、各チャンネルの速度、各チャンネル間の平均速度・速度差を演算し、その結果を計11チャンネル同時に電圧変換をする4入力11出力の回転速度比較計です。
これは例えば、4輪駆動車の車輪や車軸の速度の関係を正確に把握するような計測目的に格好のパフォーマンスが得られるでしょう。
|
■ |
高分解能入力
入力周波数を28000(1ms更新時)の分解能で計測しますので、KAZ-403は微少な速度・速度差の変動にも的確に追従します。
例えば入力の回転速度が280rpmの場合、0.01rpm「単位で計測します。また、出力更新時間に比例して入力分解能も拡大できますので、アナログ出力5ms更新時には、分解能は140000となります。
|
■ |
同一タイミングアナログ出力11チャンネル
アナログ出力は最速1ms更新。同一のタイミングで入力信号の周期を計りますので、全チャンネル同期計測、同期出力が可能です。
アナログ出力精度は±0.05%フルスケール(速度出力)、±0.1%フルスケール(演算出力)です。
|
■ |
速度差の計測レンジを任意に設定可能
各入力信号それぞれの速度に対してはもとより、速度差に対しても10rpm単位で測定レンジが設定できますので、全ての出力電圧レンジ(0〜10V)を最大限に活用できます。
|
■ |
実車試験用途に最適
電源はAC100V〜200VとDC12Vが標準で装備されています。また、全チャンネルの速度及び演算値(任意の1項目)をデジタル表示しますので、各輪の回転速度や回転速度差を視認することもできます。
|
■ |
こんな用途に最適
・4輪駆動車などの制動制御
・産業機械同期タイミング計測など
|