センサの信号を伝送するとき、問題になるのが信号ラインのノイズ障害です。LR-12は絶縁トランスを用いて発電型電磁ピックアップセンサのアナログ平衡出力信号を差動入力回路で受けているので、コモンモードノイズ(2本の信号線に等しく重畳するノイズ)を信号入力端子L1-L2間で打ち消し合う効果を持っています。この効果を効率良く利用する為にツイストペアシールド線を用い、ノイズに強い伝送を実現させます。
LR-12の出力信号はロジック信号に波形整形して出力します。
出力回路は汎用性の高いセミオープンコレクタ(オープンコレクタ+逆流防止プルアップ)です。 |