周波数加速度計 FAM-3921(デジタルパネルメータ・信号変換器・指示警報計・回転パルスメータ)     >速度計一覧    >製品一覧   >HOME

周波数から演算する加速度計

- 回転センサなどのパルス信号を入力し、回転体や直線運動する被測定物の速度と、加速度(速度変化)を同時に測定する、周波数加速度計です。
- 速度と加速度は同時にアナログ出力(オプション)し、両者の関係を一目で認識できます。


正弦波状の速度(周波数)変化


三角波状の速度(周波数)変化

- 速度入力

- 加速度出力

  実例
モータの回転軸にエンコーダを取り付けた場合
 

【用途例】

ダイナモ・オルタネータなどの速度・加速度計測 

起動時の立上がりの速度変化とアイドリング状態、および走行時について、速度と加速度の変化を同時に計測することが重要です。
周波数加速度計FAM-3921は、ギアセンサなどのパルス信号を入力し、速度・加速度両方を同時にアナログ出力して、一目で現象を確認できます。

ギアセンサ
ピックアップセンサ
IMG, GP, FDPシリーズ

ギア

重要ポイント
・セルスタータを回す起動時
・アイドリング時
・走行時の加速度変化


速度・加速度 同時にアナログ出力
1ms更新

入力は1つ

パルス信号


周波数加速度計
FAM-3921


アナログ出力
加速度アナログ出力

スタータ
クランキング

アイドリング 加速度変化 アイドリング
速度・加速度 同時にアナログ出力
速度アナログ出力

スタータ
クランキング

アイドリング 走行時 アイドリング


ペリオマチック™演算  超低速から高速まで高精度。急変化・急停止にも追従します

【標準仕様】

さまざまな入力信号に対応 

磁気式ギア速度センサ、発電型電磁ピックアップ、流量センサ、ロータリエンコーダ、光電センサ、リニアスケールなど、
周波数パルス出力(ロジック、ゼロクロス)の各種センサに対応します。

ギアセンサ
 > 一覧をみる 
  流量センサ
 > 一覧をみる 
  ロータリエンコーダ


0.01Hz~100kHzの広範囲測定

低速から高速までの連続した現象を加速度演算  

周波数から加速度をデジタル演算し、超低速域から高速域までの連続現象でも、精度・安定度・応答性の高い計測が可能です。
従来の周波数-電圧変換から加速度を演算する方式と比べ、演算誤差を少なくできます。

速度/加速度切替表示 

切替により、速度または加速度を表示できます。

2chコンパレータ(アラーム・警報)出力 標準装備

RS-232標準装備

RS-232Cのデジタル出力でパソコン・プリンタなどに、表示データ(速度・加速度併記)を通信出力します。

PC CSS-M06D09など FAM-3921 背面


RS-232C通信ケーブル(別売)
CSS-M06D09(D-SUB9ピン) または CSS-M06D25(D-SUB25ピン)

 *ケーブル長は2.5mです


【オプション】

速度アナログ出力 0~10V 最速1ms更新

加速度アナログ出力 ±10V 最速1ms更新

BCD出力

 *BCDコネクタ装着状態

RS-485インタフェース

カスタマイズも1台から対応。数百件の実績 
 >カスタマイズ事例を見る 

 組込品として校正可能 
 校正書類・トレーサビリティチャート発行可能 

箱入れタイプ(下記は実績例)
 >箱入れタイプを見る 
機能変更 
ご希望の箱入れなどご相談ください。

   
入力・出力・演算など
「入力電源を変更したい」
「出力電圧や通信仕様を設備に合わせたい」 など