■ 巻取り時の速度比が異なると、たるみや破れの原因となるので、速度比を計測し、制御に用いる必要があります。
■ この例ではローラA,BにロータリエンコーダA,Bを取り付け、ロータリエンコーダからパルスを回転速度比計FRM-3921に入力し、回転速度比計測を行います。
■ FRM-3921は2chの入力周波数に対し、それぞれの速度、速度比[B/A]や速度比率[(B-A)/A]を高速演算します。
FRM-3921 TDP-49シリーズ SPD/SPDLシリーズ 計測器 |
→ アナログ出力 アラーム出力 CAN RS-485 など |
PLC・ モータドライバコントローラ など |
計測でできること
■ 内部で演算し出力するため、複数の計測器(回転計など)で演算する方法と比べて、高速で高精度計測が可能です。
■ 独自のぺリオマチックTM演算方式で、停止時からの動きだしや超低速、高速、急な速度変化(急加速・急停止)などにも、高精度で高速応答できます。
■ オプションで回転速度や回転速度比、比率を、1ms更新(FRM)のアナログやデジタルで出力できます。
■ BCD出力やRS-485オプションを、アナログ出力オプションと同時取付可能です。
■ TDPやSPDシリーズで速度管理することもできます。
選定ポイント
1.アナログ出力更新 0.1ms~(SPD)、0.5ms~(TDP)、1ms~(FRM)
2.RS-485, RS-232C, CAN, イーサネット出力も可能
3.独自のぺリオマチックTM演算方式:停止時からの動きだし、超低速、高速、急な速度変化(急加速・急停止)なども高精度で高速応答
4.オプションでラインドライバ信号も対応可能:伝送ノイズに強い(TDP,SPD)
製品 | ポイント | 概要 | |
---|---|---|---|
FRM-3921 |
RS-232C アラーム出力2ch アナログ出力 BCD出力 RS-485 |
■ 2chの信号を入力し、ch間の速度比を測定する回転速度比計 | |
TDP-4921/TDP-4931 |
RS-485 RS-232C アナログ出力 アラーム出力 BCD出力 LINKSHIP対応 |
■0.5ms更新の16bitアナログ出力 |
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SPD-4801 |
RS-485 Modbus CAN アナログ出力 アラーム出力 ゼロシフト スパンシフト 積算停止・開始 LINKSHIP対応 |
■周波数計、回転計、流量計、速度計、積算計などに使える、48x96サイズの速度/積算計[切替式] |
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SPD-2401 SPDL-2401(廉価版) |
RS-485 Modbus CAN アナログ出力 アラーム出力 ゼロシフト スパンシフト 積算停止・開始 LINKSHIP対応 |
■周波数計、回転計、流量計、速度計、積算計などに使える、24x48サイズの速度/積算計[切替式] |
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SPD-HD |
RS-485 Modbus CAN アナログ出力 アラーム出力 ゼロシフト スパンシフト 積算停止・開始 LINKSHIP対応 |
■周波数計、回転計、流量計、速度計、積算計などに使える、速度/積算計[切替式] |
関連計測キーワード